2025年10月20日(現地時間)、ポーランド?ワルシャワにて開催された第19回ショパン国際ピアノコンクールにて、音楽学部器楽科(ピアノ)卒業生の桑原志織さんが4位に入賞しました。
【桑原志織さん指導教員:音楽学部伊藤恵教授からのコメント】
桑原志織さんは、藝高藝大時代から、輝かしい才能を発揮なさっていました。そして様々なコンクールで優秀な成績を収める一方、芸術を深めるために、多くの演奏会を聴き、べルリン留学中は、オペラや美術館にも通い、多くの本を読み、知性、感性、そして豊かな人間性を磨いた長い道程があったからこそ、今日があったと思います。
桑原さんのワルシャワでの演奏は気品に溢れて、ショパンの音楽を慈しむような温かさに満ちていました。 益々の活躍を期待しています。 伊藤恵 |
「ショパン国際ピアノコンクール」とは;
ショパン国際ピアノコンクールは、5年に一度ポーランド?ワルシャワで開催される、世界最高峰のピアノコンクール。
1927年に創設され、約100年の歴史を誇ります。
ショパンの音楽への深い理解と比類なき表現力が求められ、アルゲリッチやツィメルマンら多くの巨匠を輩出してきた伝統あるコンクールです。